秋が深まると、林の中はきれいに色づきます。緑色だった葉が、黄色や赤い色に変わるのです。秋に葉が色づくことを紅葉（こうよう）といいます。どうして葉に色が付くのでしょうか。まず、緑色の葉を切り、切り口をかく大して見てみましょう。葉の中には緑色に小さなつぶがたくさんあります。このつぶのあるので葉が緑色に見えるのです。赤く色づいた葉を見てましょう。同じように葉を切り、切り口をかく大してみます。緑色のつぶは色がうすくなり、残りの部分が赤い色になっています。この小さなつぶの色が変わることで、葉全体も色が変わって見えるのです。