台風が近づいてきた時、天気はどうかわるか観察してみます。台風が近づく様子を九州のこの場所にカメラを置き、北東をむけて撮影しました。晴れていた空に、北の方から風にのって雲が現われてきました。台風が近くなると、強い風と共に雨が降り出しました。やがて風向きがかわり、雲は南から北へむけて動くようになりました。では、台風の進む方向と風の向きを比べて見てみましょう。観察地点に東から台風が近づいています。この時、風は北から南へ吹いています。台風が観察地点の北に上陸した時強い風が西から東へ吹いてます。台風はそのまま北へ離れていきます。風の向きは南から北へ吹くようになりました。台風の風は台風の進む方向とは関わりなく、台風の中心へ向って反時計回りに吹いているのです。