ねらい

温度によって水のかさが変わることをとらえ、その性質を利用した温度計を作る方法を知る。

内容

水も温度によってかさが変わります。これを使って温度計を作ってみましょう。色をつけた水を、ガラスびんいっぱいに注ぎます。ゴム栓に穴をあけてガラス管を通し、びんの口にとりつけます。水の位置に印をつけておきます。水の温度は、部屋の温度とほぼ同じ、23℃です。まず60℃のお湯の中にびんを入れて、中の水を温めます。時間を縮めて見てみると、しだいに水の高さが上がり始めました。しばらく置いておくと、ガラス管の中の水はこの高さまで上がって、止まりました。びんの中の水が温められ、かさが大きくなったのです。今度は氷水の中に入れ、冷やしてみます。氷水の温度はおよそ1℃です。ガラス管の中の水が、しだいに下がっていきます。しばらくすると、水ははじめの位置よりも低いところで止まりました。びんの中の水が冷やされ、かさが小さくなったのです。いろいろな温度で、それぞれの水の高さを調べ、目もりをふってみましょう

手作り温度計のつくり方
温度によって水のかさが変わることを利用して温度計を作る方法を紹介します。