ねらい

植物の分類を行った牧野富太郎の業績に興味・関心をもつ。

内容

世の中には多くの植物があり、それをかんさつした人がいます。植物学者、牧野富太郎。約150年前に高知県に生まれました。若い頃から、山や野原の草木をかんさつし、記ろくしました。牧野が書いた図は、写真みたいに正かくですが、写真よりすごくて、特ちょうをとらえてかいています。バイカオウレンという植物。葉は、変わった形で、付け根から5つに分かれ、先はギザギザ。表面には、すじが見え、付け根から枝分かれして広がっています。このすじが葉の表面にもりあがっているのが特ちょうで、根元には「ほう」というものがあります。牧野はこんな風に、特ちょうをとらえて、かんさつしました。さらに、タチドコロという植物の図。葉のおいしげる様子があり、花を開く様子や、実を結ぶ様子など、さまざまな季節がかかれています。植物の一生をかんさつしたのです。牧野は、かんさつと記ろくに生がいをかけ、1500以上の植物に、新しく名前をつけました。

植物をかんさつした牧野富太郎
植物の分類を行った牧野富太郎の業績を紹介します。