ねらい

金属を溶かす酸性の水溶液があることを知る。酸性雨との関連について考える。

内容

試験管にアルミニウム、鉄、銅、をいれ、水に浸します。時間が経っても、これらは水に溶けることはありません。酸性の水溶液で試してみましょう。用意したのは塩酸です。pHをはかってみると0.23。強い酸性です。金属の入った試験管に、この塩酸を入れてみましょう。まずはアルミニウムです。表面から大量に、泡が出てきています。しばらくすると、試験管の中は真っ白になってしまいました。中を出してみてみましょう。板が半分以下の大きさになりました。アルミニウムが塩酸に溶けたようです。では、鉄はどうでしょうか?アルミニウムほど激しくはありませんが、泡がではじめました。鉄も少しづつですが、塩酸に溶けているようです。銅は溶けるでしょうか?時間がたってもまったく変化がありません。銅はとけないようです。結果をみてみましょう。強い酸性の塩酸は、アルミニウムと鉄を溶かし、銅はとかさないことがわかりました。

酸性水よう液と金属
強い酸性の水溶液にさまざまな金属を入れ、その変化を見る映像です。