ねらい

冬の生き物の様子に興味・関心をもつとともに、中州にいる野鳥の様子を観察することができる。

内容

冬、川べに行くといろいろな鳥が見つかります。どんな鳥がいるのか観察してみましょう。川の中で島のようになっている陸地、中州に注目しましょう。何もいないように見えても、よく観察すると小さな鳥がいます。鳥たちにとって川岸からはなれた中州は、他の動物におそわれる危険が少ないのです。中州の近くで待っていると、大きな鳥もやって来ます。白い鳥はユリカモメ。冬の初め、北からわたって来て、足とくちばしが赤いのが特ちょうです。こちらも冬の訪れをつげる渡り鳥、ヒドリガモ。川や湖だけでなく、海でも見かけます。今度は耳をすましてみます。こんな鳴き声が聞こえたら、川岸の木をさがしてみましょう。木のてっぺんをさがすと、見つかりました。モズです。小さな体ですが、ネズミなどを食べる肉食の鳥で、木のてっぺんで、なわばりを見はっています。中州がある川に行くと、冬の鳥はすぐに見つかります。どんな鳥がいるのか観察してみましょう。

冬の野鳥のかんさつ
中州にいる、ユリカモメやヒドリガモ、モズの様子を観察します。