今、化石燃料に変わって、自然のエネルギーを使って電気を作る方法が注目されています。そのひとつが風の力を利用した風力発電です。模型を使って仕組みを見てみましょう。ドライヤーで風を当てます。風車が回り始めると、導線につながれた電球に明かりがともります。電気が流れているのです。風車の後ろにはモーターがついています。これが風の力を電気に換える「発電機」、磁石とコイルから作られています。風がふき、磁石の中でコイルが回ると、電気が起こるのです。風力発電では地球温暖化の原因と言われている二酸化炭素が出ません。また、化石燃料と違い、風には限りがありません。このため、世界の各地で風力発電がはじめられています。