ねらい

ヒキガエルの一年の様子を振り返ることにより、季節と生き物の1年間の様子を関係付けてとらえる。

内容

ヒキガエルの一年のようすを見てみましょう。春。池の中で、カエルのたまごがかえり、オタマジャクシになりました。やがて、オタマジャクシはカエルに成長します。カエルは、りくや水辺で生活を始めます。夏から秋にかけて、カエルは小さな虫などのえさを求めて、活発に動き回ります。やがて気温が下がり冬が近くなると、じょじょに姿が見えなくなります。寒い冬の間、カエルは土の中などで冬眠(とうみん)をし、じっと春がくるのを待つのです。まだ寒さの残る冬の終わり、カエルは冬眠からさめ、動き出します。生まれた池にもどってきました。ここで、たまごを産むのです。メスのおしりの部分から出ている細長いもの、これがたまごです。このたまごが、春、水温が上がるとともにオタマジャクシになります。やがてカエルに成長し、陸にあがって活動を始めます。

ヒキガエルの一年
ヒキガエルの一年の様子を説明する映像です。