ねらい

空気は温まることによって膨らみ軽くなることを確かめる。

内容

太陽の熱を利用した、ソーラーバルーンを作ってみましょう。ソーラーバルーンに空気を送り込みます。温度を見てみましょう。これは、温度を測る特殊なカメラです。15度以下は黒、50度以上は白、その間の温度を青から赤までの色で表わします。ソーラーバルーンの色は水色、20度を超えたくらいです。太陽の熱で空気が温められています。浮かび上がりました。背中の部分が30度近くになっています。空気が温められ膨らみ、軽くなったため、浮かびあがったのです。太陽の熱を受け、ソーラーバルーンが浮かび上がっていきます。温度をみてみましょう。背中の部分は30度位。お腹のところでも20度位。では、このソーラーバルーンで人を持ち上げることができるでしょうか。太陽が出てきました。背中のほうは40度を超えています。浮きました。太陽の熱だけを利用するソーラーバルーンでも、人を持ち上げられるほどの力が出せるのです。

空飛ぶクジラ-ダイジェスト/大科学実験
大きなソーラーバルーンを使い、空気の温度によって膨らみ方の違いを見る実験。