ねらい

浮力を利用し、物の沈む深さと重さとの関係を学ぶ。

内容

象の体重は何kgあるのでしょうか。大きないかだを使い、象の体重を量ってみましょう。象が乗る前の水面の位置に印を付けます。象をいかだに乗せます。沈んだ位置に赤いテープで印を付けます。象をいかだから降ろし、いかだがどれだけ沈んだか見てみましょう。赤いテープのところまで沈むようにおもりを乗せれば、そのおもりの重さが象の体重と同じになります。おもりの代わりに人がいかだに乗ります。二人乗ってもあまり変わりません。これでピッタリです。この54人の体重を量って合計します。最後に合計から象使いの体重を引いて、合計は、3295kgこれが象の体重となります。正確なのでしょうか。これは象の重さを正確に量る装置です。金属プレートの上に乗り重さを量ります。体重は、3263kg。いかだで量った時との差は、32kg。ほぼ同じです。水が物を浮かべる性質を利用すると、象の体重を量ることができました。

象の重さは?-ダイジェスト/大科学実験
象をいかだに乗せ、いかだの側面の水位に印をつけ、象のかわりに人を乗せます。側面が象と同じ水位になるまで、人を乗せ、象と同じ合計体重を出す実験。