ねらい

実験をとおし水圧はあらゆる方向からはたらき、水深が深ければ深いほど水圧が大きくなることを知る。

内容

鉄でできたバイク。水深10000mまで沈めたら、どうなるでしょうか?これは水深10000mの深さの水圧を再現できる水槽。ここにバイクを入れ実験します。一緒に風船も入れます。バイクを水槽に沈め準備完了。画面の左側には水深、右側には水圧が表示されます。最初に変形したのはタイヤ。続いてエンジン部分。風船は小さくなっています。水圧が大きくなるにつれて、パイプ部分がつぶれていきます。5000mを超えると変化が起きなくなりました。燃料タンクと風船の一部が残っています。水深10000m。つぶれる様子はありません。水槽から引き上げると、バイクはあらゆるところがつぶれていました。なぜ風船はつぶれなかったのでしょうか?中には空気ではなく、水が入っていました。水は圧力をかけても、縮まないという特徴を持っています。そのため風船は割れなかったのです。燃料タンクの中にも水が入っていたためにつぶれなかったのです。

水深10000メートル!?-ダイジェスト/大科学実験
水深11000mの水圧をかけられる深水圧実験装置を使い、地上では簡単につぶれないバイクが、凹む様子を見る実験。