ねらい

サクラの開花に興味・関心をもち、桜前線や開花予報についてとらえる。

内容

この図は、3月から4月にかけて、日本列島が暖かくなっていく様子を表しています。サクラがさく様子を重ねてみましょう。サクラは、温度が高くなるにつれて、さいていくのがわかります。毎日、天気予報を発表している気象台では、サクラがいつさくのか予想を発表しています。空気の温度を測る機械。毎日の温度の変化と、長年のサクラの観察から、花がいつさくのか予想を立てます。ふつうの年の2月から4月の空気の温度を表すグラフ。サクラはふつう、3月の終わりにさきます。このころの温度は、10度。この温度になるとさくのでしょうか?ある年の記録を見てみましょう。3/30に10度をこえています。ところが、実際にさいたのは4/11です。実はこの年、春先に寒い日が続いていました。サクラのさく日には、花のさくずっと前からの温度が関係しています。サクラがいつさくのか、気象台では毎日の温度を調べているので、予測することができるのです。

桜前線と開花の予そく
桜前線を説明し、気象台での開花予報の方法を紹介します。