ねらい

夏の星に興味・関心をもつとともに、はくちょうざ、おおぐまざ、こぐまざなど星座を観察することができる。

内容

夜空の星は、いつも決まった形にならんでいます。なかには、星と星とを結ぶと、人や動物のかたちに見えるものがあります。それを星ざと呼んでいます。夏の日本で見られる、代表的な星ざのひとつ、はくちょう座。白鳥がつばさを広げた姿です。おり姫星・ベガは、たてごとのかたちをした、ことざの星です。二つの大きな星の並びは、おおぐまざとこぐまざ。おおぐまざの一部は、ひしゃくの形をした北と七星(ほくとひちせい)として知られています。赤いアンタレスは、さそりざ。心ぞうのあたりに、ぶきみに光っています。ギリシア神話で、巨人をさし殺したとされている、強いさそりの姿です。星ざを知っていれば、目ざす星がどこにあるか、より見つけやすくなるのです。

夏の星ざと星
はくちょうざ、おおぐまざ、こぐまざなど夏の星座を観察します。