ねらい

ヘチマの成長と季節の変化を関係付けてとらえ、花を咲かせ実をつけ、種を残すことを観察することができる。

内容

秋になるとヘチマはどうなるでしょうか。ヘチマがどのように成長してきたか、ふり返って見ましょう。5月に植えたヘチマの苗は、6月になるとせたけが倍以上になりました。7月には葉がしげり、およそ4mほどにのびて2階の教室に届きました。夏の暑い時期に、葉はさらに増え、8月になるとせたけも10mほど、4階近くにまで届きました。しかし、9月、すずしくなるとともに成長は止まりました。ヘチマの実はどうでしょう。8月に花がさいた後を、時間をちぢめて見てみましょう。8月から9月にかけて、葉の成長は止まりましたが、実はどんどん大きくなります。9月の終わりには、40cmほどにもなりました。実はやがてかれていきます。かれたヘチマの実の、一番下の部分を外してみましょう。中からたくさん種が出てきました。来年この種を植えれば、またヘチマを育てることができます。ヘチマは種を残すことで、寒い冬をこえる準備をしているのです。

秋のヘチマのようす
ヘチマが成長し、花を咲かせ実をつけ、種を残すことを見せる映像です。