ねらい

水の状態変化に興味・関心をもつとともに、水が水蒸気になる様子を観察することができる。

内容

コップの水は、なぜほうっておくとへるのでしょうか。水を入れたコップのまわりで空気がどうなっているか、空気の動きを見ることができるそう置で見てみましょう。画面の下にあるかげが、コップの口です。けむりのようなものが出ています。水が目に見えない「水じょう気」にすがたを変え、空気の中に出ていっている様子です。水が水じょう気にすがたを変えることを「じょう発」といいます。水じょう気をつかまえてみましょう。コップの口にラップをかぶせ、6時間、そのままにしておきます。ラップが白くくもり、内側に水てきがついています。水は、じょう発して水じょう気となり、ラップにあたって水にもどり、水滴になったのです。じょう発する前と後で、水の量は変わるのでしょうか。じょう発する前の重さは280g。じょう発し、ラップに水てきがついた状態でも280g。重さは変わりません。コップの水が、じょう発した分だけ水てきになったのです。

水のじょう発と水じょう気
コップの水が水蒸気になる様子を特殊な装置で見た映像です。