ねらい

金属の温まり方に興味・関心をもつとともに、炊飯釜の金属の熱の伝わり方を比較することができる。

内容

熱の伝わり方は金ぞくのしゅるいによってちがいます。そのちがいをうまく使っているのが、炊飯器です。すいはん器を切ってみると、中にはどう線がまかれています。炊飯がまを温める熱の元です。この熱をすばやくかま全体にいきわたらせるのが、おいしいごはんをたくコツです。ここで大事なのが、炊飯がま。アルミとステンレスを何そうにも重ねて作られた、こうぞうをしています。なぜ、ちがう金ぞくを重ねているのでしょうか?アルミ、ステンレス、かまに使われている板を、同じ大きさ、厚さにそろえて熱してみましょう。アルミは、熱がすぐに伝わりますが、すぐに冷める性質ももっています。ステンレスは、熱が伝わりにくいのですが、一度温まるとさめにくい性質があります。二つを合わせて作った板は、すぐ熱が伝わる性質と、熱を逃がさない性質の両方を持っています。かまにこの板を使うことで、全体にすぐにむらなく熱がいきわたるのです。

すいはんがまの熱のつたわり方
炊飯釜の金属の熱の伝わり方を調べます。