ねらい

空気の温まり方に興味・関心をもつとともに、熱気球が浮かぶ仕組みをとらえる。

内容

空にふんわり浮かぶ熱気球。どうやって飛ぶんでしょう?熱気球の中身を調べてみましょう。これが飛ぶ前の気球。ぺちゃんこです。せん風機を使って中に空気を送り込みます。熱気球の中身はただの空気なんです。気球はふくらみました。でも、このままでは浮かびません。そこで、ガスバーナーで気球の中の空気を温めます。すると、気球が立ち上がりました。さらにガスバーナーで温めていくと、気球が空中に浮かび上がります。温度のちがいが分かるカメラで見てみましょう。温度が高いところは赤くなります。温かくなった空気が、上の方にたまっているのが分かります。温められて軽くなった空気が、気球を浮かせているのです。今度はガスバーナーの火を弱めます。すると、中の空気が冷えて、気球はじょじょに下がっていきます。熱気球は、空気を温めると軽くなり、上に上がることを利用しているのです。

空気を利用した熱気球
熱気球が浮かぶ仕組みを説明します。