ねらい

四季をとおしてツバメの暮らしを振り返ることにより、季節と生き物の1年間の様子を関係付けてとらえる。

内容

ツバメのくらしを一年を通してみてみましょう。春。気温が上がり温かくなるとツバメは日本にやってきます。そして家ののき先などに巣(す)を作り、そこにたまごを産みます。それからおよそ2週間。ひながかえりました。親はこの時期、ひなのえさとなる虫を探して川原を飛び回ります。そしてつかまえた虫をせっせとひなに運びます。春から夏、ツバメは子育てをしています。夏。ひなは大きく成長しました。いよいよ一人で巣から飛び立ちます。秋。一人前になった若鳥が、親鳥といっしょに、えさを求めて飛んでいます。このころ、ツバメは川原にあるアシという植物の中でくらします。そして秋の終わり、気温が低くなるとともに、ツバメは日本からいなくなります。冬。ツバメは、日本からおよそ5000kmもはなれたあたたかい南の国にいます。春、日本があたたかくなるころにはまたもどってきて、子育てを始めます。

ツバメの一年
四季をとおしてツバメの暮らしを説明する映像です。