ねらい

日常の食品に、植物の発芽条件が活用されていることを知る。

内容

私たちが普段食べているもやし。もやしを作っているところに行ってみましょう。これが原料。緑豆の種です。この種に水を与え、温度をうまく調節して発芽するようにします。種を育てるのはこんな部屋。わざと暗くして光に当てずに育てるのです。2日目、もう発芽しています。4日目です。ずいぶん芽が伸びてきました。およそ1週間で、10cmほどに育ちました。もやしとして出荷されます。これ以上育てても、芽は伸びずに枯れてしまうからです。みなさんが食べているもやしは、こうして光の当たらない暗いところで育てられているんです。では、同じ種を光に当てて育てるとどうなるのでしょうか?3日後、発芽しはじめました。4日目、茎が伸び始めました。緑色の葉が生えています。もやしにはこんな葉は生えていません。8日後、葉や茎が大きく育ちました。普通の植物の育ち方と変わりません。もやしも光に当てるとちゃんと大きく育つんです。

もやしの作り方
もやし工場では、緑豆を光に当てずに育てることでもやしを作っている。