ねらい

正しい気温を測る百葉箱の仕組みを知る。

内容

温度計で空気の温度を測ってみましょう。温度計を日なたの置くと、25℃になりました。同じ時刻の日かげでは、19℃。測る条件が違うと、空気の温度を正しく測ることができません。そこで、空気の温度、つまり気温を正しく測るための装置があります。百葉箱といいます。百葉箱は、草の生えた地面から1.2~1.5mの高さにあります。外側は太陽の光を反射するように白くぬられていて、風通しがよい仕組みになっています。中をのぞいてみましょう。温度計がありました。気温は百葉箱の中の決まった条件で測ります。現在の気温は20℃。こちらの箱も温度計です。自記温度計といって、自動的に気温を測って記録する装置です。グラフになって記録されるので、気温の変化が一目でわかります。扉は北向きです。太陽が直接中の温度計にあたらないように、工夫されています。みなさんの学校にも、百葉箱があるはずですよ。

正しい気温の測り方
正しく気温を測るには、日当たりや風通しなどの条件を整える必要がある。一般には百様箱を使う。