ねらい

テコについて知り、身の回りのどのようなところに使われているか調べるきっかけを作る。

内容

棒を使って、いろいろなものを持ち上げてみます。用意したのは三輪車、自転車、ミニバイク。持ち上げることはできるでしょうか?小さな三輪車です。およそ3キログラム。三輪車は楽に持ち上がりました。次に自転車です。重さは、15キロ。持ち上がりました。最後にバイク。重さは75キロ。なんとこれも持ち上がりました。このように、棒をある一点で支えて、棒の片方に力を加え、ものを動かすことができるようにしたものを「てこ」といいます。てこを使った道具、釘ぬきで、仕組みを詳しく見ましょう。釘ぬきを使うと手ではなかなか抜けない釘が、楽に抜けます。釘ぬきを支えているところを支点、力を加えているところを力点、釘をぬくところを作用点といいます。てこでは支点を固定し、力点に力を加えると、作用点に大きな力が働くのです。

「てこ」とは
棒を使って、物をもちあげる「てこ」について紹介します。