ねらい

てこの原理の基本を理解する。

内容

力を加える場所が変わると、力の大きさは変わるのか調べてみます。40gのボールを支点から目盛り3つの部分に、40gのおもりを支点から3つ目につりさげます。つり合います。おもりを支点から1つ目の目盛りに移すと、作用点の方に傾きます。作用点の方が力が大きいということです。支点から一番遠いところを力点にすると、力点の方に傾きました。力点の力が大きくなったのです。おもりを20gにします。つり合いました。支点から遠くなるほど、力点にかける力は小さくてすむのです。作用点の位置を変えます。力点と作用点は目盛り2つの部分で、つり合っています。作用点を1つ支点に近い部分に移します。力点の方に傾きました。作用点にかかる力が小さくなったのです。力点のおもりを少なくすると、つり合いました。作用点と支点を近くするほど、力点にかける力は小さくてすむのです。力点や作用点の位置が変わると、力の大きさも変わってくるのです。

支点・力点・作用点の位置の関係
てこの「支点」「力点」「作用点」それぞれに、かかる力とつりあいについて調べます。