ねらい

身の回りにあるものにてこの原理が利用されていることに興味・関心を持つ。

内容

軽くこぐだけでスピードが出て、遠くまで行ける自転車。自転車には、てこがいっぱい使われています。まず、車輪の向きを変えるハンドル。力点が支点から遠いところにあるので小さな力で、向きを変えることができるのです。自転車を止めるブレーキ。ここが支点。力点、作用点です。車輪を回すときのペダルとギヤ。模型とばねはかりを使って、てこのきまりが成り立つことを調べてみましょう。ここが支点です。そして、目もり6のところが力点です。目もり6に、ばねはかりをつけます。目もり3には、横向きにばねはかりをつけ、両方のばねはかりを引っぱって、てこのつりあいを調べてみましょう。つりあいました。目もり3のばねはかりは、600g。目もり6は、300gです。右も左も、力の大きさと支点からの距離を掛け合わせた数が1800です。引っ張る向きが違っていてもてこのきまりが成り立っています。ペダルとギヤは、確かにてこなのです。

自転車に使われているいろいろなてこ
自転車には、ハンドル、ブレーキ、ペダル…など、てこの原理が多く使われていることを紹介します。