ねらい

大腸の働きを知り、便の様子から体内の調子を知ることができることを知る。

内容

小腸を通った後、食べ物は大腸にやってきます。大腸の長さは1.5mほど。内側には大きく、くびれたひだが続いています。このひだを伸び縮みさせて、食べ物の水分を吸収します。水分を吸収された残りは便となり、肛門から押し出されます。便を見れば腸の様子を知ることができます。腸が健康な場合、水分を80%ほど含んだ、バナナの形をした便がでます。水分をよく吸収できている証拠です。水分が多い便が出ることもあります。腸で水分が吸収できなかったためです。大腸が弱っていると、こんな便が出ます。硬い便が出ることもあります。これは水分の吸収のしすぎ。腸の動きが弱く、押し出されないとこうなります。最近増えているのは、硬い便と水分の多い便が交互に出るタイプ。これは腸の働きが不安定になっている証拠です。ストレスや不規則な生活が原因とも言われています。便を見ると、身体の中の様子がよく分かります。

ウンチから腸の働きを知る
食べ物の水分を吸収して便として排出する、大腸の働きを紹介します。