ねらい

ヒトと他の動物の骨格を比較し、形状の異なる点と、共通する点に気づく。

内容

動物と人の体のつくりを、あしに注目して比べてみましょう。人のひざは、体の前の方に曲がっています。ウマは、後ろあしのこの部分が、体の後ろに曲がっています。イヌ、ネコ、ライオンも同じです。人とは作りが違うようです。骨を見てみましょう。ウマの後ろあしの骨。後ろに曲がっている部分は、この位置です。イヌ、ネコ、ライオン、すべて後ろに曲がった部分があります。人と動物で、何が違うのでしょうか。ウマと人のあしの骨。人は、足のつけねから数えて1番目の関節がひざ。2番目の関節はあし首です。ウマは、あしの付け根から数えて、1番目の関節がひざ。後ろに曲がっていた部分は、2番目の関節。人でいえばあし首にあたる部分です。ウマの後ろ足は、人で言えばカカトを高く上げて、つま先で立っているような状態です。ウマの体のひざのように見えるのがカカトです。あしの骨を比べると、人と動物では、体の作りが違うことがわかります。

人のあしの骨と動物のあしの骨
ヒトと動物の骨の構造を調べ、形が大きく異なることを紹介します。
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