ねらい

地層ができる仕組みを知る。5年生で学習した川のはたらきが大きく関連していることに気づく。

内容

地層はどのようにしてできるのでしょうか?色の違う層から、それぞれ石を少し削って、詳しく見てみましょう。ハンマーで砕いた結果です。小石。砂。ねん土。それぞれ違うものからできていました。ねん土に砂に小石といえば、川で見られるものです。地層は、川と関係があるのでしょうか?透明な水槽を使って、川を見てみましょう。砂や小石が運ばれています。川は大量の土砂を運びます。土砂は、流れが緩やかな所に積もります。大雨のたびに土砂が運ばれ、そしてまた大雨がふる。その繰り返しで、地層はできあがっていくのです。下から順番に積もって行くため、地層は、上に行くほど新しいとわかります。この決まりから、それぞれの地層がいつ頃出来たかを知ることができます。また、大地の動きによって地層が盛り上がることもあります。そのとき、巨大な力を受けて、曲がることもあります。それが今、山の地層となって私たちに見えているのです。

川が作り出す地層
地層ができるまでの仕組みを紹介します。また大地の動きによって地層が変形することを紹介します。