ねらい

生物は、食べものを通して環境とかかわって生きていることをとらえる。

内容

人間が食べているのは、米や野菜などの植物と、魚や動物の肉など、他の生き物たちです。生き物たちは何を食べているのでしょうか。シマウマなどの草食動物は草を食べます。ライオンのように動物の肉を食べる肉食動物もいます。チョウの幼虫は、葉っぱを食べています。チョウは花のみつをすっています。植物も食べられるだけではありません。ナガバノモウセンゴケという植物の葉にアブがとまっています。この葉から出るねばねばした液に捕まってしまったのです。ナガバノモウセンゴケは虫を捕まえて、それを栄養にして生きているのです。すべての生き物は、いつか死を迎えます。動物の死がいに虫たちが集まってきました。虫や微生物が、死がいを食べ、分解していきます。分解された死がいは、土を豊かにし、木や草の栄養となるのです。地球上の生き物は、食べたり食べられたりしながら、つながっているのです。

食べたり食べられたり
大型の肉食動物から小さな微生物にいたるまで、地球上の生き物は食べたり食べられたりしながら、つながっています。