ねらい

問題解決をする際に働かせる「理科の見方・考え方」。今回は「質的」な見方。身近なものを例に働かせて、それまで気づかなかったことに気づく場面を通して、理科の見方の働かせ方を意識する。

内容

新たな世界が見えてくる「理科の見方・考え方」。今回は「質」。身の回りのものを例に、働かせてみよう。たとえば、かき氷とアイスクリーム。それぞれ、いろんな種類を集めると…、かき氷のカップの多くは、側面がなみうっている。アイスは…、なみうっていない。どうして?ここで、それぞれの中身を「質的」に捉える。かき氷はかたむけると…、すべって落ちる。一方、アイスは…、粘って落ちない。「カップの形」は、「粘り気」という「質」に関係する?予想が生まれた。次は、木工用接着材。使ってすぐは、白。このときは、まだ固まっていない。でも時間が経つと透明になり、固まる。どうして?不思議が生まれた。「ねばりけ」「硬さ」「色」…質的に捉えると、それまで見えていなかったものが見えてくる。

理科の見方・考え方「質的」
理科の見方・考え方「質的」。かき氷とアイスクリームのカップの形や、木工用接着剤の様子など、現象を「質的」に捉える見方を紹介。「質的」に捉える見方ってどんな見方?
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