ねらい

かつての多摩川の氾濫の様子を見て、増水によって土地の様子が大きく変わることに気づく。

内容

台風が来ると、たくさんの雨が降ることがあります。その雨で、水が増えることもあります。こちらは1974年、多摩川で川の水が増えて、氾濫した後の写真です。氾濫する前と比べると・・、この部分が、カーブになっています。その時の様子を空から見てみると…、写真と同じカーブの部分が見えます。川の水で、地面が削られたのです。このカーブの部分にはもともと土地がありました。緑色の部分は小さな堤防。雨で増えた水がこの堤防を壊し、地面を削り始めました。そして、土地はどんどん削られていったのです。この氾濫で19軒もの家があった土地が、失われてしまいました。

1974年の多摩川のはんらん
1974年の多摩川の氾濫を例にあげ、水の力について説明します。