ねらい

自然界の水が蒸発や降雨によって循環していること、生物はその水を通して周囲の環境とかかわって生きていることを知る。

内容

森の中を流れる川。この水は、どこまで行くのでしょう?水はゆったり川を下っていきます。水は、私たちや生き物に、恵みを与えてくれます。そして大きな流れになって…、海に出ます。水の旅はここで終わりでしょうか?海の上に、白いもやもやしたものが出ています。実は、これも水。水は蒸発すると、水蒸気になって、空へと上っていきます。すると、水蒸気は冷やされ、水の粒に変わります。空に浮いている小さな水の粒の集まり、雲です。雲がどんどん集まってきました。雲の中では…、水の粒がくっついて、大きくなっていきます。大きくなり過ぎると重くなって、空に浮かんでいられなくなります。すると、地面に向かって落ちていきます。これが雨。雨は集まって小さな流れになります。森から始まった水の旅は、また森に戻ってきました。

地球をめぐる水
川の水がのちに蒸発し雲となり、また雨となって戻ってくること、その水と生き物にはかかわりがあることを紹介します。
関連キーワード:
蒸発水蒸気