ねらい

風船を水中に沈める実験によって、水圧の存在と深さによる圧力の差を知る。

内容

水深5mのプールで、空のペットボトルを沈めてみます。プールの底ではつぶれてしまいました。どうしてでしょう? ペットボトルより柔らかいゴム風船を沈めて観察してみます。風船の前にカメラを固定し、風船の変化を撮影します。水面のすぐ下にあるときと、さらに沈めたときの風船の大きさに注目。水深5mでは、水面近くの大きさに比べて、小さくなりました。なぜ変化したのでしょう。水の中では、水の重さによる圧力、水圧がかかります。水圧は深いほど上にある水の量が多くなるので、大きくなります。風船を沈めると、深くなるにつれて水圧が大きくなり、中の空気が押され、風船が小さくなったのです。では水圧は、横や下からは、どのようにかかるのでしょう。空気が入った袋を貼り付けた立方体で調べます。水深5m。全ての袋がつぶれています。水圧は上下左右あらゆる方向から働くのです。

水の中でかかる圧力
風船を水中に沈めていき、深さによる水圧のかかり方の違いを紹介します。
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