ねらい

さまざまな発電の仕組みを見て、磁界と力と電流の関係に興味・関心をもつ。

内容

風力発電では、風の力で発電機の軸を回転させて発電します。水力発電では…。流れる水の力で、軸を回転させて発電します。火力発電ではどうでしょう。これは大きな発電機。真ん中の回転する部分が磁石になっています。外に取り出すと…回る磁石の部分の長さは4.5メートルもあります。磁石の外側には、導線をまいたコイルがあります。磁石を、コイルの中で回転させて発電するのです。磁石はどう回転させるかというと、石油などの燃料を燃やして水を加熱し、発生する水蒸気を、この羽根車にあてます。水蒸気が羽根車を回すしくみを実験で見てみましょう。水を沸騰させ、発生する水蒸気が、羽根車に当たるようにします。羽根車は、発電機に見立てたモーターにつながっています。水が沸騰すると、水蒸気で羽根車が回転しました。火力発電では、このようにして電気をつくっています。発電所の多くは、磁界と力と電流の関係を利用して、電気をつくっているのです。

いろいろな発電
いろいろな発電方法を紹介します。