ねらい

コンピュータの発展の歴史を見て、そこにかかわった科学者や科学技術に興味・関心をもつ。

内容

1946年、アメリカで開発された初期のコンピュータは、重さ20トン以上もありました。初期のコンピュータは、ガラスなどで作られた真空管をスイッチとしてオン・オフすることで計算をしていました。性能を上げるためには、真空管という大きな部品が大量に必要でした。それが小さな電子部品に置き換えられていきます。1950年頃に発明されたトランジスタ。「半導体」の性質を使って、スイッチのオン・オフができるようになったのです。さらに、多くのトランジスタを使った回路を小さなチップにまとめる技術が開発されます。1960年代に登場した集積回路、ICです。1970年代後半には、オフィスや家庭でも使えるコンピュータ、パソコンが登場。1980年代の終わりには、持ち運べるパソコンが登場。現在では、片手におさまるほど、小さくなりました。コンピュータは、小型化を進め、日常生活にも入ってくるようになったのです

コンピュータの発展
コンピュータがどのように発展してきたのかを紹介します。