ねらい

火山灰に含まれる鉱物を調べることで、火山の形や溶岩の粘り気などもわかることを知る。

内容

火山灰は、火山によって見た目や色が異なります。雲仙普賢岳の火山灰に比べて、桜島の火山灰は、黒っぽい色をしています。拡大して見ると…桜島の火山灰は、黒っぽい鉱物が多く含まれています。一方、雲仙普賢岳の火山灰は、無色透明の鉱物や白っぽい鉱物が多く含まれています。黒っぽい鉱物は、黒雲母や角閃石など。「有色鉱物」です。無色透明の鉱物や白っぽい鉱物は、石英や長石など。「無色鉱物」です。この2種類の割合によって、火山灰の色合いが違って見えるのです。火山灰に含まれる鉱物を調べることで、火山の形や溶岩の粘り気などもわかるのです。

火山灰を調べると?
火山灰に含まれる鉱物の違いについて説明します。
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