ねらい

肝臓には、養分を貯蔵する、有害物質を無害にする、古い赤血球を壊すなど、大事なはたらきがあることを知る。

内容

胸のすぐ下にある「肝臓」。肝臓はどんな働きをするのか見ていきましょう。小腸で吸収された養分は血管を通って肝臓に運ばれます。特にでんぷんが分解してできた糖分はグリコーゲンという物質に変えられ貯えられます。そして、血液中の糖分が減ると、再び糖分に戻され、血液中に放出されるのです。肝臓には他にも働きがあります。体の中に入ってきた有害物質を無害にするのも肝臓のはたらきのひとつです。さらに、古い赤血球を壊すのも肝臓の働きです。壊された赤血球は黄色い色をした胆汁となり、十二指腸へ出されます。肝臓には、養分を貯蔵する、有害物質を無害にする、古い赤血球を壊すなど、大事なはたらきがあるのです。

肝臓のはたらきとは?
肝臓のはたらきについて説明します。
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