ねらい

反射や大脳とは関係なく生命活動を支える自律神経による反応など、無意識で行う反応には色々あることを知る。

内容

刺激に対する反応の一つは、無意識に行う反応です。無意識に行う反応には色々あります。熱いものに触れたとき、思わず手を引っ込める反応もその1つです。これは生まれつき備わっている働きで、「反射」と言います。この時の信号の流れをみてみましょう。皮膚で感じた刺激による信号は、脊髄などにある神経の道を通ってすぐに運動神経に伝わります。そして、手を引っ込めるのです。反射は、意識して行う反応に比べ、脊髄と脳を往復する必要がない分、素早く反応できるのです。目の前が急に明るくなった時、瞳孔の大きさは、無意識にすぐ、小さくなります。これも光の刺激による信号が、大脳を通らずにこうさいに伝わって起こる反射です。また、心臓や胃などの臓器は無意識のうちに動き続けています。この様に大脳と関係なく、生命活動支えている神経を「自律神経」といいます。無意識で行う反応や運動にはいろいろなものがあるのです。

無意識の反応って?
無意識に行う反応について説明します。
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