ねらい

最初の生命誕生以来の生物の歴史を見て、環境変化に適応したものだけが生き残り、その過程で見られる生物の変化が進化であることを知る。

内容

地球に海ができたのは、およそ40億年前のこと。最初の生命は、この海で、単細胞生物として誕生したと考えられています。そしておよそ5億年前の海で、現在の生物に繋がる多様な種が出現しました。およそ4億年前。オゾン層が出来て、生物に有害な紫外線が地表に届きにくくなると、生物が陸上でも生活できるようになりました。およそ2億年前からは、恐竜を含む爬虫類が大いに繁栄。陸上だけでなく、空にも進出しました。しかし、およそ6600万年前。隕石の衝突が原因と考えられている環境の変化が起こり、対応できなかった恐竜は絶滅しました。この時、生き残ったのが、小型のほ乳類などでした。そこから今の人類につながる生物が出現したと考えられています。地球では度々大きな地殻変動や気候の変化などが起こります。長い年月の間に体の特徴が変わり、環境の変化に適応したものだけが生き残りました。その過程で見られる生物の変化が「進化」なのです。

生物の進化の歴史
最初の生命が誕生して以来の生物の歴史と進化について紹介します。