ねらい

アメーバ、ヒドラ、オランダイチゴ、ジャガイモを例にして、生殖には、雄と雌を必要としない無性生殖があることを知る。

内容

メダカは有性生殖で個体を殖やしますが、生物の中には雄と雌を必要としないものもあります。受精をしないで殖える「無性生殖」です。これは単細胞生物のアメーバ。細胞分裂によって個体を殖やしていきます。このような無性生殖を「分裂」と言います。一方こちらは多細胞生物のヒドラ。体の一部がくびれて、そこに親と同じ形をした子が出来ます。このような無性生殖を「出芽」と言います。植物にも無性生殖をするものがあります。これはオランダイチゴ。横に伸びた茎の先に、新たに根が出る場合があります。これが新しい個体となります。ジャガイモの場合は…、種子ではなく芋を土に植えるだけで、新しい個体を殖やすことができます。体の一部から新しい個体を作る植物の無性生殖を「栄養生殖」と言います。

雄と雌の区別がない場合の生殖は?
アメーバ、ヒドラ、オランダイチゴ、ジャガイモを例にして、無性生殖について説明します。