ねらい

模型を使った実験によって、金星の満ち欠けの仕組みを理解する。

内容

地球から見える金星の形や大きさが変わるのはどうしてでしょう。地球の内側を回る金星の公転は225日、地球よりも先行して回っています。模型で考えます。地球の位置を固定して考えると、金星は先行して回っているのでこのように動いているように見えます。金星は常に太陽に向いている半分だけが光って見えます。地球から見ると、金星の形や大きさが違って見えます。太陽より奥にあると遠いため小さく、手前にあると近いため大きく見えるのです。また地球に近づいてくる間は左側が、遠ざかる間は右側が欠けて見えます。そして地球に近いほど大きく欠けて見えます。金星が夜明け前と日が沈んだ直後によく見えるのはどうしてでしょう。地球の自転を考えに入れ、太陽と金星の関係を見てみると…。金星がこの位置にある場合。夜明け前、東の空に金星は見えます。一方、この位置にある場合。太陽が沈んだあとも金星は西の空にあり、明るく輝きます。

金星の満ち欠けが起こるのは?
模型を使って、金星の満ち欠けの仕組みを説明します。
関連キーワード:
金星惑星運動動き地球