ねらい

噴火に備えたハザードマップの作成など、火山の噴火による災害を減らすための対策が進められていることを知る。

内容

世界有数の火山国、日本。噴火による被害を減らすにはどうすればよいでしょう?こちらは富士山。富士山はここ2200年の間、100年から200年おきに噴火を繰り返してきたと言われています。ところが、およそ300年前に噴火した後、現在まで噴火していません。噴火に備えて過去のデータをもとに被害の及ぶ可能性の高い場所などを示したハザードマップが作成されています。ハザードマップは多くの火山で作られています。2000年に噴火した北海道の有珠山の場合。町のすぐ近くから噴火し、大きな被害が発生しました。しかし、観測により事前に噴火の警報が出され、全員避難が完了してから噴火が起こりました。そのため、一人の死傷者も出すことはありませんでした。この避難の際に活かされたのが「火山ハザードマップ」。危険区域が示されていたため、的確な避難が行えたのです。

火山災害への対策は?
火山による災害を減らすための対策を紹介します。
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