ねらい

モンシロチョウの幼虫と成虫は体の姿、形がまったく異なる。その変化がサナギの中で起きていることを、体の中の断面を撮影することが可能な装置「MRI(核磁気共鳴画像)」による観察で知る。

内容

モンシロチョウの幼虫は、成虫と姿、形がまったく違う。どうやって成虫に変わるのだろう。体が大きくなった幼虫は、体をキャベツの葉にしばりつけ、皮を脱いでサナギになるよ。このあと、サナギの中で何が起こっているのか、特別な装置を使って、成虫になるまでの変化を観察してみよう。1日目。サナギは体をたえず動かしている。サナギの体の中はドロドロになっていて、頭、胸、腹の区別はつかないんだって。サナギになってから5日目。まだ、頭、胸、腹の区別はつかない。12日目。ようやく、頭、胸、腹に分かれているように見える。13日目。外から見ても、羽の形が分かるようになった。すると、サナギの殻を破って成虫が出てきたよ。モンシロチョウの幼虫がどうやって成虫に変わるのか、わかった?

モンシロチョウのサナギの中
モンシロチョウのよう虫とせい虫のすがた、形はまったくちがう。どうやってせい虫にかわっていくのかな?