ねらい

紙の鍋が燃えないのは、中に入っている水が100℃より高温にならないからだと言うことを知る。

内容

画用紙でつくった箱に水を入れて、ガスバーナーで熱する。炎が紙の箱に直接あたっているのに箱は燃えない。炎があたっているのにどうして、燃えないんだろう。箱の中を見てみると、水が沸騰している。温度は、およそ100℃。水は、どれだけ熱しても100℃より熱くならないよ。温度の違いが色でわかるカメラで見てみよう。温度が高い部分は赤く、低い部分は青く映る。熱い炎で熱しても、箱の温度はそれほど上がっていないね。箱の温度が低いのは中に入っている水が100℃より熱くならないからなんだ。この紙が燃える温度は400℃以上。中に水があるから紙のなべでも、燃えないんだね。

紙のなべがもえないわけ
画用紙の箱に水を入れて、ガスバーナーで熱しても、箱はもえない。箱の中の水はふっとうしているけど、およそ100℃以上に温度は上がらない。だから箱はもえないんだ。