ねらい

一度燃えたあとのビンで、すぐに火が消える原因は、酸素なのか、二酸化炭素なのか。火を入れる前とあとで、空気の成分はどう変わったのかを気体検知管で調べた結果から、何が言えるか考察する。

内容

一度、ろうそくが燃えたあとのビン。ここに火をもう一度入れると、すぐに消えるのは、どうしてだと思う?酸素だけ集めたビンでは、激(はげ)しく燃える。火が消えたということは、もしかして酸素がなくなったから?二酸化炭素だけ集めたビンでは、火が消える。もしかして二酸化炭素が増えたから?この予想を確かめるため、「気体検知管」を使って調べよう。燃える前の空気で、酸素と二酸化炭素の割合(わりあい)を調べると…、酸素はおよそ21%、二酸化炭素は0.1%未満。では、燃えたあとの空気ではどうなるだろう。火が消える原因が酸素だとしたら…、原因が二酸化炭素だとしたら…、どうなるはず?燃えたあとのビンの酸素をはかると、結果は…。二酸化炭素は…。燃える前と比べると、酸素がおよそ4%減って、二酸化炭素がおよそ4%増えた。この実験結果から、どんなことが言える?

燃えたあとの空気を気体検知管で調べると…
火が消える原因は酸素なのか、二酸化炭素なのか。火を入れる前とあとで、空気の成分はどう変わったのかを気体検知管で調べる。その結果から何が言える?