ねらい

てこが機能するのには、てこにどんな決まりがあるのだろう。身の回りのてこを使った道具を観察して、考える手がかりを探す。

内容

木にささったくぎ。手でぬこうとしても、ぬけない。では、くぎぬきを使うと…、ぬけた。このくぎぬきのように、棒(ぼう)を1か所で支え、力を加えて、ものを動かす装置(そうち)を「てこ」という。そして、力を入れる所を「力点」。支えている所を「支点」。力が働く所を「作用点」というんだ。てこには、どんな決まりがあると思う?身の回りにある「てこ」を使った道具を観察して、手がかりを探(さが)してね。これは、空きかんつぶし機。手では、あまりつぶすことができない空きかんも…、空きかんつぶし機なら簡単(かんたん)につぶれる。このとき、支点はどこ?力点は?作用点は?次は、穴(あな)あけパンチ。支点は?力点は?作用点は?せんぬきは?かんジュースのプルタブは?最後はピンセット。支点は?力点は?作用点は?てこにはどんな決まりがあるか、考える手がかりは見つかった?みんなも実際に観察してみよう!

身の回りにあるてこを観察すると…
てこには、どんな決まりがあるか。空きかんつぶし機、穴(あな)あけパンチ、せんぬきなど、身の回りにあるてこを使った道具を比較・観察して、考えよう!