ねらい

「洪水(こうずい)ハザードマップ」には、予想されるひ害地いきが示されている。万が一のときに備え、情報を集めておこう。

内容

東京の東側を流れる、荒川と江戸川。2つの川の周辺には、川よりも低い土地が多い。そのため、洪水(こうずい)を防ぐ工夫があちらこちらで見られるよ。川岸に見られる高いてい防。さらに、川に流れる水の量を調整するための放水路も作られている。それでも、洪水の可能性はゼロじゃない。そこで、万が一のときに備えて「ハザードマップ」が作られているんだ。このマップでは、江戸川と荒川、2つの川がはんらんしたときに起こるひ害状きょうを色分けしている。例えば、ピンク色の地いきは3メートル以上の高さまで、水につかると予想されている。赤色の地いきはなんと5メートル以上だ。こうしたき険性を住民に知ってもらうことがひ害を防ぐことにつながるんだ。さらに、このハザードマップにはひなん方法や、家での安全確保の方法など洪水が起きたときの対応の仕方が具体的に書かれている。ハザードマップは、多くの市区町村で作られているよ。見てみよう。

ハザードマップで洪水(こうずい)に備える
「洪水(こうずい)ハザードマップ」には、予想されるひ害地いきが示されている。万が一のときに備え、情報を集めておこう。