ねらい

水の量は変えず、水の温度を変えて食塩の溶ける限界の量を調べる実験の結果から、水の温度と食塩が溶ける量の関係について考察しようとする。

内容

100mLの水に、カップに入った3gの食塩を1ぱいずつ、とかしていくと、100mLの水にはカップ11ぱいの食塩がとけることがわかった。このときの水の温度はおよそ20℃。では、もっとたくさんの食塩をとかすにはどうしたら良いと思う?予想は2つ。1.とかすために、水の量をふやす。2.とかすために、水の温度を上げる。水の温度を上げるととける、という予想を確かめる方法を考えよう。じょう発しにくい口の小さい三角フラスコを使って、20℃、100mLの水に、カップ12はいの食塩を入れると、とけ残りがでる。そこで水の量は変えず、このそう置を使って40℃に設定する。40℃になっても、12はい目はとけ切らなかった。今度は温度60℃。12はい目の食塩は全部とけたけど、13はい目はとけ切らなかった。水の量が100mLのとき、水の温度と食塩がとける量の関係をまとめると、こうなる。この結果からどんなことが言えそうかな?

水の温度と食塩がとける量の関係は…
1カップに3g入った食塩。100mL、20℃の水ではカップ11ぱい、40℃でも11ぱい、60℃では12はいがとけた。この結果から何が言えそうかな?