ねらい

なぜ溶岩の種類によって火山災害に違いがあるのかを、溶岩のねばりけや火砕流が発生するしくみと関係づけて、根拠ある仮説を立てようとする。

内容

火山は、溶岩のねばり気によって、発生しやすい災害が違うという。住民を災害から守るために作られるハザードマップ。標高が同じくらいの火山、伊豆大島火山と北海道の有珠山(うすざん)のものを比べてみる。まず、溶岩のねばり気が弱い、伊豆大島火山が噴火した場合。火山灰の被害(ひがい)が発生しやすい区域の広がりは?溶岩流の被害区域の広がりは?次は、溶岩のねばり気が強い、有珠山の場合。火山灰の被害が発生しやすい区域の広がりは?有珠山では、警かいするのは火砕流(かさいりゅう)や火山ガス。火砕流は、すみやかに避難する必要があるという。2つの火山のハザードマップを比べると…。なぜ溶岩の種類によって、火山災害に違いがあるのだろう?手がかりは火砕流が発生するしくみ。溶岩ドームがマグマの上昇によって崩れると、火砕流が起こる。火山灰・溶岩・火山ガスがまとまって斜面を一気に流れ下る。仮説は立てられそう?

溶岩の種類によって火山災害が違うのは?
なぜ溶岩の種類によって火山災害に違いがあるのだろうか?手がかりは溶岩のねばり毛や火砕流が発生するしくみだ。仮説を立てよう!