ねらい

ひざの2か所に刺激を与え、足が上がるまでの反応時間をそれぞれ計測。すると場所によって反応時間がちがっていた。なぜだろう?刺激の情報を各器官に伝える神経を手がかりに、根拠のある仮説を立てようとする。

内容

人が刺激を受けたときの反応を比べると、どんな不思議が見つかるだろう。こんな実験をしてみた。ひざに刺激を与えてから、足が上がるまでの反応時間を測定する。ハンマーには触れた瞬間を捉えるセンサー、足には筋肉が反応した瞬間を捉えるセンサーを取り付け、目隠しをする。叩くのは、A、Bの2ヵ所。まずはAの部分で計測。ここに刺激を与えると、足は自然に上がる。反応時間は?次にBの部分で計測。今度はハンマーが触れた瞬間に、自分で足を上げてもらう。4人の結果を見てみると…、Aの場合、反応時間は4人ともほぼ一緒。Bの場合は人によってばらつきがある。AとBの結果を比べると、全員Aの方がはやい。同じ刺激に対する反応なのに、反応時間に差があるのはなぜ?仮説を立てて欲しい。関係するのは、神経。人の体には神経が隅々まで張り巡らされている。刺激を受けると、その信号は神経を通って各器官に伝えられる。仮説、立てられそう?

人が刺激を受けたときの反応を比べると?
ひざの2か所に刺激を与え、足が上がるまでの反応時間をそれぞれ計測。すると場所によって反応時間がちがっていた。なぜ?神経を手がかりに仮説を立てよう。
関連キーワード:
刺激反応実験反応時間筋肉