ねらい

問題解決をする際に働かせる「理科の見方・考え方」。今回は「多様性」。身近なものを例に働かせると新たな気づきが生まれる。こうした場面を通して「理科の見方」の働かせ方を意識する。

内容

新たな世界が見えてくる「理科の見方・考え方」。今回は、「多様性」。「どれも同じに思えるものを、違いがあるのでは?」と疑ってみる見方。たとえば、私たちの生活のいたるところで使われているガラス。額縁に使われているガラス。車のドアに使われているガラス。調理器具に使われているガラス。3枚を比べてみるとどれも透明で同じに見える。ここで多様性という見方を働かせてみる。AとBのガラスに鉄球を落として比べる。Bのガラスの方が割れにくい。AとCのガラスに火を当てて比べてみる。Cのガラスの方が熱に強く割れにくい。どれも同じように見えるけど特徴が違うのはなぜ?多様性という見方を働かせると不思議が見つかる。

理科の見方・考え方「多様性」
理科の見方・考え方「多様性」。同じに思えるものを違いがあるのでは、と疑う見方を紹介。例えば、ガラスを「多様性」でとらえて比べてみる。どんな不思議がみつかる?
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