ねらい

問題解決をする際に働かせる「理科の見方・考え方」。今回は、探究の過程を評価するとき。「KWLチャート」を使うと、探究活動全体を振り返りやすくなり、新たな課題も見つかりやすくなることに気づく。

内容

新たな世界が見えてくる「理科の見方・考え方」、思考ツール編。今回は、探究の過程を「評価するとき」に役立つ思考ツール。例えば、電池のつなぎ方についての探究を評価して、活動全体を振り返るとき。ここで役立つのが「KWL(ケーダブリューエル)チャート」。探究を進めながら書き込んでおく。まず「K」には、探究の前に知っていたことを書く。「W」には、探究したいこと、知りたいことを書く。「L」に書くのは、探究してわかったことや、まだわからないこと。こうすると探究の過程を評価でき、活動全体を振り返りやすくなる。さらに、新しい表を用意して、「K」にここまででわかったこと、「W」にこれから知りたくなったことを書き入れる。「KWLチャート」を使うと、新たな探究のテーマも見つかる。

理科の見方・考え方「評価するとき」
理科の見方・考え方「思考ツール編」。探究の過程を評価するとき、KWLチャートを使うと、探究活動全体を振り返りやすくなり、新たな課題も見つかりやすくなる。